Language

伏見稲荷大社

CLOSE

稲荷山

稲荷山は東山三十六峰の最南端に位置する標高233メートルのなだらかな山です。古来稲荷山は神々の鎮まる山として信仰を集めてきました。平安時代の女流作家清少納言も初午の日にお山に登ったことを枕草子に記しています。2月の初午の日に稲荷山を巡拝する信仰が古くからあり、初午詣で・福参り、とも呼ばれています。
お山には一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰等の神跡があり、それぞれを巡拝するようになっています。稲荷山を巡ると夥しい数の石碑群を目にしますが、これらは「お塚」と呼ばれ、様々な神名が刻まれています。稲荷信仰の多面性と奥の深さを窺い知ることができます。
時間に余裕のある人は稲荷山の頂上を目指されてはいかがでしょうか。尚、稲荷山を一巡するのに約2時間程かかります。